30代、ギャンブル依存症が書くブログ

20代で多くのものを失った。30代では全てを失う気がする。

精神科医について。

私は、自分を重度のギャンブル依存症と認識し始めてから数年ほど経ちますが、色々なキッカケが重なったことで、ここ最近病院に行く事にしました。(ブログにも病院については書いております)

そうして、病院に助けを求めてみたものの、最近は少し手詰まり感を覚えてしまったので、今回はそのことについて記したいと思います。

 

そもそも、私の住む県下にはギャンブル依存症の専門医が数カ所(主に3カ所)しか無く、そしていずれも自宅からも遠いのです。そのうちの最も近い病院A(といっても車で1時間以上かかる)を選択し、すでに数回の通院を済ませている現状です。

そこでは現在グループワークが行われていない事を知り、さらにそれが行われる目処も経っていないとのこと、そして、この病院Aの先生に対してはそんなに良い印象を持てなかったことから、紹介状を書いてほしいとお願いしました。紹介状を書いてもらった病院Bは、さらに遠くなりますが県内でも有名な病院で、当然グループワーク等も行われているようでした。この時点では、私の望みがまだ繋がっている感じがしていました。

そして、紹介状を書いてもらった病院Bに予約の電話を入れました。すると、現状は、9月の2週目からしか受診できないとのことでしたし、電話対応もどこか受け入れに消極的な感じを受けました。(まあ忙しかっただけかもしれませんが。)

というわけで、とりあえず予約は済ませましたが、あまりに期間が空いてしまうので、病院Cにも問い合わせしてみました。すると病院Cからの返答は、ギャンブル依存に関しては問い合わせが殺到しているので現在は受け入れしていない、との事でした。

このABC、3つの病院が、私の県内でギャンブル依存症を治療できる主な病院ですので、こうなってしまうとは思ってもいなかったのでした。というわけで、病院に関しては、手詰まり感を覚えざるを得ません。

かなり厳しいです・・・。私の想定では、病院に行けばギャンブルはすぐに辞めて下さい、と言われるものだと思ったし、(そんな言葉もないどころか、基本的に質問に淡々と答えていくだけ)、すぐにグループワーク治療へと進めるものだと考えていました。他の都道府県の病院はどういう状況なのでしょう・・・。

ギャンブル依存症は進行していくと、誰に金銭的な迷惑をかけないと生活が成り立たない病気だと思っています。家族、友人、恋人にお金を借りることはもちろん、消費者金融や公共料金を滞納する事も、社会に対して迷惑をかけています。でもギャンブル依存症は基本的には、見た目に症状が現れるわけでもない心の病気です。私は仕事も普通にできます。ごはんも食べれますし、睡眠も出来ます。この病気に緊急性があるのかないのかで言えば、もしかすればないのかもしれません。そして、ここがこの病気の難しいところなのだと思います。

 

さて、手詰まり感のある私の現状・・・。

今後のステップとしては、知り合いに会ったらどうしようと二の足を踏んでいるGA(自助グループ)へ、助けを求めるしかないのかもしれません。そうこうしているうちに、ギャンブル衝動に駆られ、そしてしてしまい、また自己嫌悪するのです・・・。