30代、ギャンブル依存症が書くブログ

20代で多くのものを失った。30代では全てを失う気がする。

二回しか行ってないけれど、病院(精神科医)を変えようと思う。

先日、二回目の病院に行ってまいりました。先生と1:1でのカウンセリング、というか現況報告のような感じで、15分程度で診察が終わったように思います。

 

初めて行った時の病院記録はこちらになります。

 

gamble0601.hatenablog.com

 

今回は、病院で行っているとされているグループワーク(私はこれを見てここに決めた)について、少ししつこく聞いてみました。「私自身、周りにそうした事を言える人間も少ないので、大きな一つの良い治療になると考えています」とハッキリ言ったことに対しての返答が曖昧であったし、また、開催がいつ頃になるかの目途も経っていない様子で、「日程が分かり次第、ご連絡します」というような回答しか得られませんでした。また、私の方からグループワークについての意思表示があったにも関わらず、グループワークの詳細について、何をしていくのか、どれくらいの期間なのか、グループワークを進めていけばどうなっていくのか、等々、お話を伺うことが出来ませんでした。一回目から、グループワークに空きがないという説明でしたが、もしかしたら今開催されていないんじゃないかな、とすら思えてきました。先生からも、少しはぐらかされるような印象を受けましたし、そんな先生に関しても、見た目は私と同世代くらいだと思うのですが、しゃべり方(というか言葉遣い)が若く、ちょっと頼りない印象を受けてしまいました。また、診察中も特に驚きや発見を得られる事もありませんでしたし、「根気よく、長期的に診察を続けていきましょう。」と言われはするのですが、これ、今後どうしていくんだろうな、という手詰まり感すら感じられたのです。

 

というわけで、病院を変えようと思います。

今の病院も車で一時間以上かかりますが、次の病院は2時間コースです…。なんとかここでやっていきたかったのですが、私にもそんなに時間がありませんし、こういうのは思った時に対処しておくべきだとも思うので、もう紹介状を書いてもらおうと考えています。

もしくは、自助グループの方も当たっていこうと思います。こちらは、病院とは違って、依存症者が毎週集まって、グループワークを行うようなイメージです。私にとっては打ってつけなのですが、知り合いにあったらどうしようという思いが強く、二の足を踏んでしまっている状態です。

ところで、病院については全く無駄だったとは思っていません。自分のギャンブルについて、ケースワーカーの方、先生に聞いて頂いたこと、これはとても大事な事だったと思います。また、自分の中で病院に行く、という行動自体が大きな一歩だったと考えています。

とはいうものの、やっぱり残念な気持ちはあります。そもそも私の住む都道府県では、ギャンブル依存症の専門医がいるところが数えるほどしかありません。(薬物依存・アルコール依存は沢山あります。)そのうちの1つが私が今回お世話になっている病院です。中途半端なところに行くよりも、専門医がいてきちんと治療できるところが良いと感じて、少し離れた今病院を選択しました。しかし、こうして良い結果を得られていません。ですので、いかにまだまだ未熟な領域であるかという事も伺いしることが出来たと思います。

ギャンブル依存症は、見た目では判断が付きません。また、日常生活に大きく支障をきたさずとも、周りを巻き込む形でもって、何とか日常生活を送っていける病気なのかもしれません。これがまだまだ受け入れる場所が少ない要因の1つだと思います。世の中には困っている依存症の方、または巻き込まれている家族が沢山いるのだと思います。少しでも研究が進み、そして専門的に受け入れる事が出来る場所が増えていければ、と思いました。

 

ギャンブル依存症は、私のようにいくところまでいきます。その後、「自分で対処しなければと考え付く人」はまだ良いですが、そう思わない、気付けない人もいるでしょう。また、気付いたとしても、諦める人もいるでしょう。いくところまでいき、ギャンブルをし続けた人は、最終的には路頭に迷うしかありません。それでも最終的にセーフティネットが敷かれているのが日本だとは思いますが、私はそうはなりたくありませんし、そうなりたくない人ばかりでしょう。

 

さて、私はここからどうしたらよいか。ちょっと考えてみようと思います。

もし何か良い方法をご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示くだされば幸いです・・・。