30代、ギャンブル依存症が書くブログ

20代で多くのものを失った。30代では全てを失う気がする。

いつも記事を読んでくださってありがとうございます。

このままでは全てが終わってしまう、と思い今月からブログを書いてみる事にしました。ブログを書いたからといって何か劇的に変わることはないかもしれないですが、私自身の頭の整理、他人への感謝の気持ち、過去の後悔などを振り返る良いキッカケになっているようにも感じます。

そんなはてなブログ初心者の私なのですが、ありがたい事に読者に登録して下さっている方や、いいね的なボタン(☆)を送ってくださる方がいて、大変感謝しています。いつもありがとうございます。ただ、やはり長文というよりも短文でサクッと書いた記事の方に反応が多いです。おそらく読みやすいし、そんなに重たい内容でもないので、気軽にボタンを押して下さるのだと思います。ブログを書く私にとっては反応自体がうれしい事なのですが、私なりに力を込めて書いている長文の記事こそ、依存症の方やその家族の方に届いてほしいと願っています。私と同じような境遇にいる方にも、もっと読んでもらえるように精進してまいります。(ぜひ友達になってください!)

そして、Twitterからのアクセスもあるようで、なんでだろうと少しエゴサーチをしてみたところ、それなりにフォロワーのいらっしゃる「カジノ反対」を掲げる団体の方が私の記事紹介して下さっているようでした。紹介して下さるのはうれしいですが、もう少しギャンブル依存についてきちんと書いている記事を紹介して頂きたいです。(多分、ちゃんと内容読まれていないのだろう)それと私はあんまり政治色が強い人間ではありませんので、勧誘等はお控え下さりますよう、宜しくお願いいたします。

 

カジノ法案について、ついでに私の考えを書いておきます。

私自身、「カジノ」が新たにできるかもしれないという事よりも、そもそも、全国にこれだけパチンコ屋がある事の方が問題だと思っています。それに「カジノ法案」にセットとして「ギャンブル依存症」が問題になりますが、結果として「ギャンブル依存症」という言葉が独り歩きしているような感覚を覚えています。そもそも、現状の国内の依存症対策があまりにもズボラだと感じます。これからの事を話すのではなく、現在の状況や対策をもっと話し合うべきだと感じるのです。果たして現在、具体的にどんな依存症対策が講じられているというのでしょうか?おそらく、まるで効果のない対策が、雀の涙程度あるくらいでしょう。また、メディアを通してギャンブル依存の本質をつくような議論が行われる事も少ないですし、依存症について大々的に取り上げられる事も少ないです。本来は、社会問題として取り扱っているわけですから、多くのギャンブルとは無縁の方々に響くようなメッセージを、もっと沢山送るべきだと感じます。「あなたの家族も他人事ではない」くらい強烈なメッセージを送るべきだと考えます。もちろん日本の社会には大人の事情があって、本格的な議論が進まない事も承知しています。でも、これからますます貧しくなっていく日本において、これで良いのだろうかと思います。ギャンブルをする人とギャンブルをしない人の間で、格差がどんどんと広がっていく社会になっていきます。その結果、ギャンブルをきっかけにした重犯罪も増えていくのだろうと想像します。そういう事が各地で起こり始めてから、対策を練っていては遅いと思うのです。

「重犯罪が増える」なんて書くと、よくあるどこかの団体の煽り文句かと思われそうですが、私自身真面目にそう考えています。日本人はギャンブルなんてしているヒマは、本来ないはずなんです・・・。

とまあ説得力のなさを感じられたと思います・・・。私自身、依存症と自覚しているので、あまりこういう事を書くとただの逆恨みにしか見られないかもしれません。でも、それなりにギャンブルに触れ合ってきた私から見ると、やっぱりどこかオカシイ社会だと思わざるを得ないのです。

 

というわけで今回はブログを書き始めての振り返りをと思っていましたが、気が付けばほかの話に逸れてしまいました。というわけで精進してまいります。