30代、ギャンブル依存症が書くブログ

20代で多くのものを失った。30代では全てを失う気がする。

良い言葉を書いてみる。

自分の自由の芽を日々伸ばす努力をしていると、少しずつ自由が広がっていく。逆にそうしないと、自由の範囲がだんだんと狭まっていき、自分の人生を主体的に生きるのではなく、「生かされているだけ」の人生になる。

 

私の好きな本に書いてある一説ですが、とても心に響きます。この本の影響で、私は私の人生を「ギャンブルに生かされている人生」とよく考えるようになりました。現状を考えると、実際にその通りだと思わざるを得ません。

ギャンブルは、基本的に自分がコントロールできない性質を持っていると思います。運だとか目に見えない力だとか、なにせそういった類のものが必要です。そして、自分自身がコント―ル出来ないモノだからこそ、人によっては虜になってしまうのだと思います。よく出来ています。

ギャンブルに対して人が出来る事は、基本的にありません。ただのマシーンです。また、当たらなくてイライラする、店員に逆恨みする、大当たりしている人を妬む。これもまた、自分がギャンブルにコントロールされている状態です。振り返ってみた時、そんな自分の事は嫌いになって当たり前だと思うのです。

ギャンブルに生かされる人生・・・私のような依存症はこうした人生を歩んできたのです。そんなものは誰がどう考えても嫌ですし、断たなければならないのは明白です。世の中、何か大切なものが至るところに転がっています。ギャンブルに熱中していれば決して気付く事の出来ない大切なものを発見し、そして大事にする。いやな事から逃げない。どんなに小さなことでも日々決意して、約束してそれを守る力があれば、人生は必ず好転すると信じて、今日も今日とて生きています。